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明日はもっといい日になーれ

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〜新型コロナの影響を受けて〜 今後、客室乗務員を目指す皆さまへ

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こんにちは、まどかです^^

 

私は以前、日系航空会社と外資系航空会社の2社にて客室乗務員(キャビンアテンダント)として乗務をしていました。

 

幼い頃から客室乗務員に憧れ、「いつか私もかっこいい制服を着て、大空に世界に飛び立ちたい!」「絶対に何が何でも客室乗務員になりたい!」と、熱い情熱を持って、客室乗務員の採用試験を受けた日のことを今でも鮮明に覚えています。

 

この度、新型コロナウイルスの影響で、あらゆる航空会社が軒並み採用中断や採用見送りをするという状況を受け、もし私が今、客室乗務員を目指している皆さまの立場だとすると、

「客室乗務員を夢見て頑張ってきたのに、挑戦する機会すらもらえないなんて悔しすぎる…」

「切り替えないといけないと分かっているけどなかなか気持ちがついていかない…」

とすごくショックで、空虚感でいっぱいになるだろうと思います。

就職に対するやる気も削がれ、立ち直るのにもかなりの時間を要するだろうなと思います。

 

きっとこのような辛いお気持ちになっている方も大勢いらっしゃるのではないかと思うと、私自身も大変胸が痛み、少しでも私の経験がお役に立てないかと思い、この度、こちらの記事を執筆した次第です。

 

この記事を書いている私は、既卒で客室乗務員を目指し、前述の通り、ありがたいことに日系航空会社と外資系航空会社の2社にて客室乗務員として乗務することができました。

そして現在は、総社員数5万人の企業において、新入社員に対し、ビジネスマナーなどの研修を行う社内講師をしております。

 

皆さまは今後、チャンスが巡ってきたら、既卒で客室乗務員の採用試験に臨むことになるかと思いますので、私の経験が既卒で客室乗務員を目指す皆さまにとって少しでもお役に立てると嬉しいです。

 

そこで、本記事では

「企業が既卒に求めること」

について記述していきます。

 

■企業が既卒に求めること

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企業が既卒に求めることは、私の経験に基づくと、大きく以下の2点だと思います。 

1. 社会人としての基礎が身についていること
2. それぞれのバックグラウンドや前職の経験などを生かして、会社に新しい風をもたらしてほしい 

 

順に、それぞれ詳しく説明していきます。

 

1. 社会人としての基礎が身についていること

 「社会人としての基礎」とは、

 

・しっかりとした敬語を使える

・TPOに応じた立ち居振る舞いができる

・時間や期日を守れる

・自分の業務を責任を持って完遂できる

・ほうれんそう(報告・連絡・相談)が適切にできる

・主体的にPDCAサイクルを回して業務改善を行える

 

など、社会人として当たり前に求められることを指しています。

 

すでに社会人として経験を積んでいる既卒の方は、この「社会人としての基礎」をすでに(完璧ではなくとも)習得していることを前提に、あとはその業界・会社の専門知識を教えれば率先力として活躍してくれる見込みがあると期待されています。
(社会人としての基礎は、必要に応じて復習や補填をします)

 

逆に、新卒の場合は、初めて社会人となるため、入社後は、この社会人としての基礎を一から研修で教えていく必要があり、育成に時間を要します。

 

前述の通り、私は現在、とある企業にて、社内講師として新入社員に対して研修をしておりますが、既卒社員と新卒社員に費やす「社会人としての基礎研修」の時間はそれぞれ以下の通りです。

既卒社員:1日〜2日(復習ベース)
新卒社員:約2週間〜3週間

 

上記はあくまでも私が属している企業においてのお話となりますが、既卒社員と新卒社員に費やす「社会人としての基礎研修」の時間はこのくらい変わってきます。
企業にとっては研修を実施するのにも、新入社員一人ひとりに対して莫大なコストが発生しています。

 

実際のエアラインにおける初めの研修(初期訓練・イニシャルトレーニング)においては、既卒入社と新卒入社で、研修カリキュラムや研修期間が変わることがなかったとしても、企業は既卒入社者に対して、『社会人としての基礎ができていること』は当然、期待していることだと思います。


また、既存社員の方も、「今回の新人ちゃんは既卒だから、社会人としての基礎は当然できてるよね〜」という視点で見てきます。

私も既卒入社で日系の航空会社に入った際、私が至らなかったところが多々あったため、「前の会社で教わらなかったの?」「他の同期はできているよ?」などと、先輩にご指導いただいたことがあります。

 

2. それぞれのバックグラウンドや前職の経験などを生かして、会社に新しい風をもたらしてほしい 

 会社は同じ既存のメンバーだけで構成されていたり、同じ業界・業種だけの経験者で構成されていると、どうしても思考が凝り固まり、良くも悪くも古き習慣から抜け出せなくなります。

 

そこでその会社の更なる飛躍のため、新しい風を吹き込む人材として、様々なバックグラウンドや経験を持つ既卒社員が求められているのだと思います。

私自身もこれまで様々な業界・業種に転職をしてきましたが(詳細はプロフィール欄をご覧いただけますと幸いです)一見、全く参考にならなさそうな違う業界での経験が思わぬ発想を生んで、とても感謝された経験もたくさんあります。

 

飛行機に搭乗されるお客様は十人十色ですので、マニュアル通りの画一的なサービスが全員喜んでくれるとは限りません。

サービスには正解がないんです!

いろんなバックグラウンドを持ったクルーがそれぞれの経験や強みを活かして、クルーみんなで意見を出し合い協力するからこそ、1つの素敵なフライトが作れるんです!

その日そのメンバーでしかできない最高のサービスが生まれるんです!

 

以上の2つの観点を踏まえ、客室乗務員の既卒採用を目指すにあたり、ぜひ社会人としてのあなただけの経験を積んでいただけたらと思います。

 

中には、もしかすると、

客室乗務員以外のお仕事なんて考えられない…

それ以外のお仕事なんて興味もないし、したくない…

と考えている方もいらっしゃるかもしれません。

 

今回、新型コロナウイルスの影響でこのような事態になるなんて、誰もが予想できない唐突なことでしたので、なかなか気持ちが切り替えられないのは当然のことだと思います。

ゆっくりでも構いませんので、私のブログが、客室乗務員の既卒採用に向けて前を向くきっかけになってくれたら嬉しいです。


何かご質問やお悩みがありましたらお気軽にお問い合わせください。

精一杯対応させていただきます。

 

今後も客室乗務員を目指す方々にとって役立つ情報を配信していきます。

客室乗務員を志す皆さんを心より応援しております^^

 

 

www.ashita-motto.com