仕事、本当にいま辞めるの?【すぐに辞めるのはもったいない理由】
「今の仕事を辞めたい!」と思っている方、本当にいま辞めますか?
今の仕事に対して、肉体的・精神的に支障をきたしていないのであれば、今すぐ辞めるのは実はもったいないかもしれません!
過去に4回の転職をしてきた私の経験をもとに、本記事では以下の内容について解説していきます。
1. 今の会社をすぐに辞めるのはもったいない理由
結論、「今の会社でまだまだ学べる可能性があるから」です。
どういう理由であれ、今の会社を辞めると決断をする前にまず「今の会社で学べることはすべて学び切ったか」と考えてみてください。
もし自信を持って、これ以上、この会社で学べることはないと思ったら、それは転職するべきタイミングだと思います。
会社視点に立っていない、自分勝手な考え方になりますが、今の会社に入るのにもそれなりの労力を使って入ったのですから、自分の今後の成長のためにも今の会社から吸収できることはすべて吸収してから辞めた方がいいと私は思っています。
あくまでも私個人の場合ですが、自分の今後のキャリアのために、今の業務とは直接的に関係がないことであっても、自分が挑戦してみたいと思ったことであれば、上司に
「〇〇の業務を経験してみたい!」
「機会があったら、〇〇の部署のお手伝いをしてみたい!」
「〇〇のスキルを習得したいから△△を導入してほしい」
と積極的に伝えるようにしています。
もちろん、その要望がすべて叶うとは限りませんが、私の経験上、ダメ元でお願いをしたとしても、繰り返し声に出すと、案外希望を叶えてもらえることもあります。
同じ職種で転職を考えている方は、現状の自分のスキルが市場の相場に乗っているのか、あるいは相場以上の価値があるのかという視点で考えて、もしまだ少し足りないと思うのであれば、今の会社から学べることを学び尽くすまで、今の会社で踏ん張ることも一つの手だと思います。
一方、今とは違う職種で転職を考えているのであれば、その次の仕事に少しでも有利になることが今の会社で学べる機会があるのであれば、積極的に活用をすることをおすすめします。
私の経験上、今の仕事内容とは違う未経験の職種に応募をする際は、少しでもその分野をかじっていることは、強みになると思っています。
ですので、もし今の会社で次の仕事に繋げられそうなことが学べる機会があれば、せっかくのチャンスなので、積極的に活用をすることをおすすめします!
2. 活用すべき会社の制度
活用すべき会社の制度は次の3つです。
- 学習の機会
- 部署異動
- 福利厚生
1. 学習の機会
会社によっては、社員の育成のために社内で様々な勉強会を実施したり、社外の有料研修や資格取得の費用を負担してくれる制度などがあるかと思います。
もし自分が興味のあることや今後の役に立ちそうなことが学べる機会があれば、こういった制度はぜひ使用すべきだと思います。
私は現在、とある大手企業の人事部に所属しているのですが、退職者の中には、退職を申告をするギリギリまで、会社の制度を利用して無料・有料問わずたくさんの勉強会に積極的に参加している人もたくさんいます。
会社としては痛手かもしれませんが、私個人としては、正直このような人は賢いなぁと思っています。
ですので、辞める直前まで、学習の機会を使い尽くすことはおすすめです!
2. 部署異動
会社によっては、部署異動を希望できるかと思います。
もちろん希望通りにいくことの方が少ないかもしれませんが、もし今後違う職種に就いてみたいのであれば、一度自分の適性を測るためにも、部署異動をすることも一つの手かと思います。
未経験の職種に転職をした後に、やはり自分には合っていなかったと判明することは非常にもったいないことですし、部署異動でその職種の基礎スキルを身につけることができていれば、その時点で未経験ではなくなっているので、よりいい条件で転職をすることができます。
私は、現時点で転職を全く考えていないですが、今後の自分のキャリアのために今の会社で部署異動を希望したら、ありがたいことに希望通りの部署へ異動させてもらえました。
部署異動は難しいと思っていても、自分の希望を声に出すと案外、叶うかもしれませんので、興味のある方はぜひ申告してみてください。
3. 福利厚生
辞める前に後悔がないように、その会社の福利厚生や有給休暇などの制度は、計画的に活用し尽くしてから辞めることをおすすめします。
業界によっては、その業界ならではのありがたい福利厚生もあるかと思いますので、図々しいかもしれませんが、辞めるギリギリまでその制度は活用させてもらいましょう。
中には辞めると申告をした後だと、これらの制度を使いにくいという方もいらっしゃるかと思いますので、福利厚生や有給休暇の使用は退職の申告を申し出る前までに計画的に考えて使用することをおすすめします。
3. まとめ
以上、あくまでも私の経験と主観に基づく内容となりますが、「今の会社をすぐに辞めるのはもったいない」ということについて解説してきました。
会社視点に立っていない、雇用されている側の勝手な意見となりましたが、私は自分の今後の人生のためにも活用できるものはすべて活用してもいいと思っています。
辞めると決断をする前にぜひ一度立ち止まって、今自分の身の回りにある貴重な機会を活用することも検討してみてください^^
では最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
本記事が少しでもお役に立てると嬉しいです♪