客室乗務員の既卒採用に有利な前職はあるのか?
こんにちは、まどかです^^
客室乗務員(キャビンアテンダント)の既卒採用を目指す方の中には、
「有利になる前職はあるのかな?」
「全く違う業界・業種からのチャレンジでも可能性はあるのかな?」
と不安に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私も既卒で客室乗務員の採用試験を受けた際、同じ疑問を抱いていました。
そこで今回は、「客室乗務員の既卒採用に有利な前職はあるのか?」について、日系・外資系航空会社ともに既卒入社をした私が解説をしていきます。
ちなみに私の経歴は以下の通りです。
中学校の英語教員→日系航空会社CA→外資系航空会社CA →→ 現在はCAを辞めて違う仕事に就いています^^
それではいきましょう~✈︎
■客室乗務員の既卒採用に有利な前職はあるのか?
私の経験から申し上げると、客室乗務員の既卒採用に有利な前職は「特にない」です。
一見、前職も接客業の方が有利なのかな?と思われがちかもしれませんが、決してそんなことはないです。
実際に、私が既卒で客室乗務員になった時、同じく既卒の同期たちの前職は本当に面白いくらいにバラバラでバラエティに富んでいました。
具体的には、
・ウェディングプランナー
・ホテルスタッフ
・旅行会社社員
・英会話講師
・銀行員
・看護師
・エンジニア
・事務職
・営業職
・秘書
・グランドスタッフ
・客室乗務員
・教員(←私です。実際入社してみると案外、元教員の先輩たちがいました)
など…
このように同期たちの前職はバラバラで、前職に特に共通点などもありません。
大切なことは、前職で得た経験を今後どのように客室乗務員の仕事に生かしていけるのか?をしっかりとアピールできることです。
例えば、前職が教員だった私の場合は、面接時に以下のように話しました。
私は前職の中学校の英語教員の経験から、「一人ひとりに寄り添う大切さ」を学びました。
1クラス40名に対して授業をしておりますが、教壇から見渡すだけでは、全ての生徒の様子や理解度をしっかりと把握することは大変難しいのが現状です。
ですので、積極的に生徒のそばに歩み寄り、様子を観察したり、コミュニケーションをとったりと、一人ひとりに寄り添うことによって個々に応じた指導や支援を実施することを心掛けております。
その結果、生徒たちから「英語がますます好きになった!」「今まで苦手だったのに、英語がわかるようになってきた!」と言ってもらうことができるようになり、大変嬉しくやりがい感じています。
この経験で学んだ「一人ひとりに寄り添う大切さ」を生かし、御社では客室乗務員としてお客様お一人お一人のニーズにあったおもてなしを提供していきたいと考えております。
このように、客室乗務員の仕事に直接的に関係がない業務内容であっても、そこから得た経験は必ず客室乗務員の仕事に生かすことができると思います。
いかにそれを具体例を交えつつ、説得力を持たせてアピールするかが大切です。
また、読者の皆さんの中には、
「前職が客室乗務員の人は、内定者の何割くらいいるのかな?」
という疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
こちらについても私の経験をもとにお答えしていきます。
ただし、あくまでも私が所属した航空会社でのお話ですので、参考程度にご覧ください。
同期24名中、CA経験者は2名
※他の期では、CA経験者が0名ということもありました。
同期28名中、CA経験者は10名(私を含む)
※私の期は、なぜかCA経験者が全体の1/3と他の期に比べてすば抜けて多かったです (ですので、あまり参考にならないかもしれません…)
※ただ、CA経験者が0名という期もありましたし、平均して、一つの期に3名ほどのCA経験者がいたと思います。
このように、CA経験者が内定者の大部分を占めているわけではありません。
ですので、前職は何でもいいのです!
皆さんに平等にチャンスがあります!
ご自身で、前職で得た経験やスキルがどのように客室乗務員という仕事に生かすことができるのかを考えていただければと思います。
私の経験が少しでも皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
何かご質問やお悩みがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
精一杯、対応させていただきます。
今後も客室乗務員を目指す方々にとって役立つ情報を配信していきます。
客室乗務員を志す皆さんを心より応援しております^^