転職回数が多くても合格を勝ち取るコツ【20代で4回転職をした経験から語ります】
こんにちは、まどかです^^
「転職回数が多いとやっぱり不利になるのかな…?」
「どうやって転職理由を説明しよう。。」
などと、転職回数の多さに対してコンプレックスを持っている方はいらっしゃいませんか?
20代で4回の転職をした私の経験をもとに、本記事では以下の内容について解説していきます。
前述の通り、私は20代で4回の転職経験があります。
ちなみに参考までに私の経歴は以下の通りです。
①中学校の英語教員
②客室乗務員 @日系航空会社
③客室乗務員 @外資系航空会社
④営業職 @ベンチャー企業
⑤人材育成講師 @大手企業 ← ※現職
20代で4回もの転職をした当時は、転職回数が世の中の平均回数よりも多いことに対して、正直とても不安やコンプレックスを感じていました。
実際、面接でも転職回数の多さに関して、深く追求されたこともあります。
しかし、現に、私は自分が納得をいく形で転職を成功させることができたと思っております。
本記事は、あくまでも私個人の意見と経験に基づく内容となりますが、当時の私と同じようなお悩みを抱えている方の少しでもお役に立てると嬉しいです。
1. 転職回数が不問の企業もある
世の中には、転職回数を重視していない企業や職種もあります。
一例として、あくまでも私の主観ですが、私も経験をした客室乗務員という職種は、転職回数をそれほど重視していない業種だと感じました。
特に外資系の場合は、なおさらそのような印象でした。
実際、客室乗務員の時の同期には、20代で5回ほど転職歴のある人や離職期間があった人も何人かいました。
このように、転職回数が特に重視されない企業や業種も実際にあるので、そのようなところを目指すことも一つの手かと思います。
2. 転職回数が多くても合格を勝ち取るコツ
とはいえ、転職回数が多いことに対して慎重な姿勢をとっている企業は、まだまだ多い印象です。
そこで、転職回数の多さを不利にしないように、私が心がけたこと6つをご紹介させていただきます。
- キャリアに一貫性を持たせる
- 転職理由をプラスのものにする
- 転職回数が多いことで得たことも伝える
- 次の転職で最後という姿勢を示す
- 熱意を伝える
- 職歴を詐称しない
1つずつ説明をしていきます。
1. キャリアに一貫性を持たせる
自分のキャリアに一貫性を持たせることによって、面接官の方に、「なんとなく転職を繰り返してきたのではなく、しっかりと目的意識を持って転職してきた」ということを納得してもらうための材料にします。
具体的には、可能な限りで、①自分のキャリアや仕事選びに関して一貫した軸を示すこと、そして、②自分のキャリアに対して共通点を見つけることが大切だと思います。
私を例に挙げると、
まず、①自分のキャリアや仕事選びに関しての軸は、「人と関わることが好き」ということです。
ですので、教員・CA・営業と一貫して、人と関わる仕事を選んできました。
次に、②自分のキャリアに対して共通点を見つけることについてですが、まず自分のキャリアで得たものをそれぞれで洗い出します。
【CA】接客スキル(コミュニケーションスキルなど)・マナー
【営業職】営業スキル(コミュニケーションスキルなど)・人材育成スキル(育成業務も任せてもらえたため)
このようにそれぞれのキャリアで得たスキルを洗い出すと、共通点や次の仕事で活かせることが見えてくると思います。
私は現職の「人材育成講師(ビジネスマナーの指導など)」に応募する時に、今までのキャリアで得た『人材育成スキル』と『マナー』を活かしたいということを主軸にしてアピールをしました。
一方、CAから営業職に応募をした時は、接客で身につけたコミュニケーションスキルを活かしたいとアピールをしつつ、正直その理由だけでは足りないと思ったので、「新しいことに挑戦したい」という自分の熱意も合わせてアピールをしました。
この点については後述します。(本章の5つ目をご覧ください)
2. 転職理由をプラスのものにする
転職理由には、正直なところ、マイナスな理由もあるかと思いますが、心証があまり良くない理由は伏せた方が無難です。
例えば、職場の人間関係がうまくいかなかった、仕事が合わなかった、辛かった、、などのマイナスな理由は、面接官から、「またこのような壁にぶつかったらすぐに辞めるのではないか」「忍耐力がない」などと捉えられてしまう可能性があるからです。
ちなみに、前の会社の悪口や自虐は絶対やめた方がいいです。
ですので、マイナスな理由は正直に言わずに、あくまでも、「自分のキャリアアップのため」、「新しいことに挑戦をしたい」、「今までのキャリアを活かしたい」などと、転職理由をプラスなものにすることをおすすめします。
そして転職活動は、まず書類選考を突破しなければ、面接の場に進むことができないので、職務経歴書の転職理由は、プラスの理由かつ矛盾がないように書いた方がいいです。
私自身、書類選考の突破に一番苦しんだので、転職回数が多い場合、書類選考が大きな壁になる印象です。
ですので、転職回数が多くても、自分に興味を持ってもらい、面接の機会を与えてもらえるように職務経歴書の転職理由はしっかりと書くことをおすすめします。
そして無事に面接に進むと面接の場で、「本当は忍耐力がないんじゃないの?」「自分の努力が足りなかったんじゃないの?」などと突っ込まれることもあるかと思います。
そんな時は「いや、でも自分は〜」とプラスな理由を被せて強く反論するよりも、時には「確かにおっしゃるように自分の努力が足りないこともあったかもしれません。ですのでこの反省を活かし〜〜」などのように素直に認めて、反省を次回に活かす姿勢を示した方が印象がいい場合もあるかと思います。
なお、転職理由が体調面や自分の身の回りの環境の変化など、次の職場でも影響がありそうなことはそのまま正直に話すことも大切かと思います。
どこまで正直に話すかは、転職エージェントの担当の方に相談されることをおすすめします。
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3. 転職回数が多いことで得たことも伝える
私個人的には転職回数が多いことは、プラスになることもあると思っています。
例えば、いろんなことを経験してきているのであれば、広く浅くであったとしても、身を持って経験しているということは強みになります。
見方や活用の仕方によっては、その経験を次の仕事に活かせる可能性は十分にあります。
そして様々な企業に属してきているので、様々な企業の業務の進め方やプロジェクト管理の仕方、コミュニケーションの取り方、資料作成の方法、その会社独自の取り組み・・などなど、今までの会社で見てきたこと、経験してきたことを次の会社で業務改善の提案などに活かすことができます。
また、今までに属してきた会社で何か成果を残しているのであれば、必ずアピールをすることをおすすめします。
短期間の所属であったとしても、しっかりと成果を残せていたら、飲み込みが早い、器用、率先力になりそう、努力家、などという印象を持ってもらえる可能性があるからです。
4. 次の転職で最後という姿勢を示す
私の経験上、転職回数が多いことで一番面接官の方に懸念されることは「すぐに辞めないか」ということです。
ですので、「今回の転職でもう最後にする」、「御社に骨を埋める覚悟である」、「今までのキャリアの集大成として今回の転職をしている」、という強い決心を誠心誠意伝えることをおすすめします。
私は、この決心を面接官の方に納得してもらうために、志望動機を徹底的に固めて、その会社に入った後の数年先のキャリアビジョンまでしっかりと描いて、末長く貢献することをアピールしました。
「すぐに辞めないか?」という面接官の方の最大の懸念を潰すことが、合格のための最重要ポイントだと思っています。
5. 熱意を伝える
特に未経験採用やポテンシャル採用の場合は、この熱意を伝えることが非常に大切です。
私個人的には、この熱意を伝えるためには、ちょっと精神論になりますが、目に情熱を宿して熱い気持ちを思いっきり言葉に出して伝えるしかないと思っています。笑
前述の通り、私はCAから営業職へ転職をした際、もちろん今までの経験で活かせそうな点もアピールをしましたが、全くの未経験の職種でしたので、最後は「自分の可能性に挑戦をしてみたい!!」と熱く訴えました。笑
熱量がこもりすぎて感情を取り乱すことはよくないですが、自分の胸に秘めている情熱はしっかりと態度と言葉で表すことが大切です。
6. 職歴を詐称しない
転職回数が多かったり、在籍期間が短かったりなどと、不利になりそうな経歴はなかったことにしたいという気持ちは大変よくわかりますが、嘘はつかない方がいいです。
万が一、何かのきっかけでバレてしまった場合は取り返しがつかない結果になることも考えられるからです。
案外、自分ではマイナスになるかもしれないと思っている経歴でも、相手にとってはそこまで重要ではないこともあります。
もし、どうしても伝え方に困っている経歴などがあるようでしたら、転職エージェントの担当の方に相談してみることをおすすめいたします。
3. まとめ
以上、私の経験をもとに「転職回数が多くても合格を勝ち取るコツ」について解説してきました。
転職活動をしていると、時には、自分のキャリアや人間性を否定されたりして自信を失ったり、辛い思いをすることもあるかと思います。
でも、私はそんな時、「私はこういうキャリア、こういう道を歩んできたからこそ、今の私があるんだ!だから、自分だけでも、自分の今までの人生を肯定しよう!愛そう!」と思うようにしています^^
皆さまの転職活動が成功することを心よりお祈りしております。
では最後までご覧いただきまして本当にありがとうございました。
少しでもお役に立てたら嬉しいです♪