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大企業とベンチャー企業の違いとは?【どちらも経験してみて感じたこと】

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こんにちは、まどかです^^

 

「大企業とベンチャー企業どっちの方がいいのかな?」とお悩みの方はいらっしゃいませんか?

大企業とベンチャー企業のどちらにも所属をしたことがある私が、自身の経験に基づいて、5つの観点から解説していきます。

私は今までに様々な企業に所属をしてきましたが、今回は、下記の2つの企業を比較しての考察となります。

・大企業(現職)

日系、設立30年以上、社員数5万人以上

・ベンチャー企業

日系、設立10年未満、社員数20人ほど

 

ただ、大企業・ベンチャー企業と一括りに言っても、業界や業種、創業年数、社員数などによっても大きく異なりますので、当然、本記事の内容はすべての企業に当てはまらないと思います。

その点、あらかじめご了承をいただき、あくまでも私の経験談としてご覧ください^^

少しでも参考になると嬉しいです♪

 

*大企業とベンチャー企業の違い

 

1. 社風

大企業の場合は、社員数が多く、故にいろんなキャラクターの社員が在籍しているので、会社全体として独特のカラーや雰囲気はそんなに強く感じませんでした。(もちろん部署によって多少のカラーの違いはありますが。)

ですのでその会社のカラーや雰囲気が極端に合わないという感じではありません。

仮に自分の部署の人と少し合わないなと感じれば、他の部署の人と交流をして息抜きをしたり、部署異動を申し出ることもできます。

言い換えれば他のコミュニティーという逃げ場があります。

 

一方、ベンチャーの場合は、社長や創業メンバーの信念やカラーが会社全体にかなり色濃く浸透しているので、その思いや方針に共感することができるのであれば、アットホームでとても楽しく働けると思います。

逆に共感できない、合わないということでしたら、居心地はよくないと思います。

ベンチャーの場合、社内のコミュニティーが限られている、というかみんな顔見知りですので、会社に合わない場合は逃げ場がないですし、場合によっては孤立をする可能性もあります。

正直、私がベンチャーを退職した一番の理由がこれでした。

ベンチャーの場合は、会社との相性はとても大切だと実感しました。

 

2. 組織体制・裁量権

大企業の場合は、業務がかなり細分化されています。

例えば、人事を例に挙げると、「採用」と「育成」でも担当が分かれていて、さらに「採用」であれば、新卒採用担当・中途採用担当・採用サイトの構築担当・大学との連携担当などなど…というようにかなり細かく担当業務が分けられています。

一方、ベンチャーの場合は、同じ人事でも、採用と育成の両方を担当し、場合によっては労務の業務も対応しています。

ですので、ベンチャーの方が任せられる仕事の範囲が広く、幅広いスキルを身につけることができますし、圧倒的なスピードで成長はできると思います。

 

仕事の進め方や裁量に関しては、ベンチャーの方がスムーズに、自分の裁量で働くことができる印象です。

大企業の場合は、縦割り組織ですので、何かを提案しても、そこからいろんな人の承認を得る必要があり、承認が下りるまで非常に長い道のりです。

直属の上司が大賛成をしてくれたとしても、承認ルートの過程で誰かに反対されてしまい実現できないということもザラにあります。

一方、ベンチャーの場合は、何かやってみたいことや提案がある場合、極端なことをいうと、社長に直談判をして納得をしてもらえたら、すぐに承認がもらえるので、積極性次第でチャンスは掴みやすいと思います。

すべての決定権を持つ社長との距離が近いというのはベンチャー企業のとてもいいところだと思います。

 

また、細かいことですが、契約書や発注書に社判をもらいたい時、ベンチャーの場合は紙切れ一枚を持って社長のところに行けばすぐに押してもらえるのに(1分未満でゲット)、大企業の場合は、社判1つもらうのにも、社内システムから申請をして長い承認ルートを経てやっと判子がもらえるので(約1週間でゲット)、大企業の場合はこういう直接の業務に関係のないところにも労力がかかる可能性があります。

 

3. 人事制度・評価

大企業の場合は、なかなか評価されにくい印象です。

私が所属している大企業は、社員数も多く、評価制度が相対評価のため、直属の上司が評価をしてくれたとしても、最終的には全体的に均されてしまいます。

基本的に年功序列なので(外資の場合は違うと思いますが)、「あの人(上司)が昇格しない限り、自分も昇格できないだろうな〜」と入社後になんとなく数年先の未来まで見えてしまいます。笑

 

一方、ベンチャーの場合は完全実力主義でした。

結果を出している人は在籍1年未満でも役職を与えられていました。

結果を出している人のために新たな部署や役職を新設してくれたりなど、頑張り次第でどんどんチャンスがもらえる環境でした。

自分の力次第で、成長面でも給与面でも上を目指しやすいのはベンチャーの方だと感じました。

 

4. 育成制度

育成制度は、大企業の方が整っていると思います。

大企業の場合は専任の育成担当がいるため、新卒社員も中途社員も入社後には規定の研修が用意されています。

なお、新卒の場合はビジネスマナーなどをはじめ、社会人としての基本スキルを習得する研修と専門研修があるので、入社後は数ヶ月間のみっちりとした研修期間があります。

また現場に配属された後も、OJTやメンター制度があるため、独り立ちができるまでの一定期間は手厚いフォロー体制が完備されています。

 

一方、私が所属をしたベンチャー企業は、専任の育成担当がおらず先輩社員の1人が研修をしてくれました。

一刻も早く現場で活躍させるため、新卒・中途社員ともに、入社して3日間で最低限の専門スキルを身につけてすぐに実務デビューをしました。

デビューをしてからは先輩社員の方が必要に応じてフォローをしてくれましたが、OJTやメンター制度はなく、実務を通して、試行錯誤をしながらスキルを習得していくという感じでした。

 

5. 待遇(福利厚生・給与・賞与)

福利厚生は、圧倒的に大企業の方が充実しています。

大企業では、住宅補助をはじめ、様々な社割制度や保養施設が使用できたりなどのメリットがあります。

一方、ベンチャーではそういった福利厚生が一切ありませんでした。

ただ、福利厚生とはちょっと違いますが、社員の飲み会や社員旅行の費用はすべて社長が負担をしてくれたので、そういう点ではとてもありがたかったです^^

 

給与は、大企業の時(人事)とベンチャーの時(営業)で職種が違うので、比較するのが正直難しいです。

ただ、ベンチャーの時は、頑張った分だけインセンティブがもらえたので、営業で売上を上げることができた月は、大企業の時の2〜3倍の月収をもらえました。

また、ベンチャーの社長は、社員のモチベーションを上げるために、突発的にいろんなキャンペーン(インセンティブ)を考えて社員に還元をしてくれました。

社長が社員全員の様子を直接見て、社員のためにすぐに行動を起こしてくれるというのはベンチャーならでの良さだと思いました。

 

賞与に関しては、圧倒的に大企業の方が安定しています。

大企業も業績次第で、賞与の支給係数は変動しますが、必ず賞与をいただくことができます。

一方、ベンチャーは、そもそも業績次第で賞与を支給するか、しないかという制度でしたので、私が所属をしていた時は、業績が芳しくなく賞与をいただけませんでした。

ちなみに私が所属していたベンチャーは、設立から7年の間に1度しか賞与を支給したことがないという事実を入社後に知り、ちょっと驚愕しました。笑

この経験から、「賞与は業績次第で支給」となっている場合は、入社前に賞与の過去の実績を聞くことも大切だと思いました。

 

 

以上、私の経験をもとに、5つの観点から、大企業とベンチャー企業の違いを考察してみました。

それぞれいいところもあれば、ちょっと不便だなとか難しいなというところもあり、正直なところ一長一短だなと思います。

ですので、大企業とベンチャー企業のどちらに所属をするのかは、ご自身が何を重視するかが一番大切になってくるかと思います。

私はいろんな企業に属してきましたが、自分の性格上、大企業の方が合っていると感じています。

しかし、どちらにも所属をできたことはとてもいい経験になったと思っていますし、ベンチャー時代にお世話になった社長とは今でも交流が続いており、人との出会いに感謝をしております^^

 

では本記事は以上です。

最後までご覧いただきまして本当にありがとうございました^^

皆さまがご自身に合ったステキな企業と巡り合えますことをお祈りしております…☆