CAになるには留学経験があった方が有利?【元CAが解説します!】
こんにちは、まどかです^^
客室乗務員(キャビンアテンダント)になるには、
「留学経験がある方が有利なのかな?」
「留学に行っておいた方がいいのかな?」
と疑問に思っている方はいらっしゃいませんか?
本記事ではこういった疑問に答えていきます。
★この記事を読んでいただきたい方★
・留学経験がなくて、今後も留学する予定がない方
・留学経験はあるけど、その経験からアピールする要素がない(と思っている)から、留学経験を経歴に書くか書かないか迷っている方
・留学経験がなく、留学に行った方が良いなら、行くことも検討しようかと迷っている方
この記事を書いている私は、以前、日系エアラインと外資系エアラインで客室乗務員として働いていました。
そんな私の経験をもとに、解説していきます。少しでも参考になると嬉しいです♪
1. 留学経験がある方が有利なの?
結論、留学経験がCAの採用試験に有利になるということではありません。
実際、留学経験がなくても合格している人はたくさんいます。
あくまでも私の同期の場合ですが、日系の時はおよそ半数、外資系の時はおよそ3割の人が留学経験がありませんでした。
このことから、事実として、留学経験がある人ばかりではないですし、私の経験上、留学経験がなくても全く問題ないと思います^^
なぜなら、留学はあくまでも一つの経験だからです。
「留学に行ったこと」自体に意味があるのではなく、その留学という経験を通して得たもの、学んだことが大切なんです。
留学に行っていない人には、その人なりの違ういろんな経験があって、その経験から得ている貴重なことはたくさんあるはずです。
経験に優劣や大小はありませんし、何より大切なことは、どのような経験であっても「その経験から何を得たか・学んだか」です。
ですので、留学経験がないという方は全く劣等感などを感じる必要はなくて、ご自分のいろんな経験から得たこと、学んだことをアピールしていけば問題ないです^^
2. なぜCA志望者は留学経験者が多い?
とは言っても、CA志望者には留学経験者が多いのは事実だと思います。
前章でも紹介したように、私の同期にも、留学経験者は結構いました。
私の周りを見ても、特に外資系エアラインの場合は、留学経験者は多い印象です。
これはなぜかな?と、私なりに考えてみた結果、CAは英語力が必須になるので語学勉強を目的に行く人が多いのと、CAを目指す人は海外志向がある人も多いからだと思いました。
外資系で働いていた際、確かに海外志向がある人が多かったです。余談ですが、国際結婚をした同期も多いです。笑
実際に留学経験のある私の同期に、留学をした理由を聞いてみたら、「もともとCAになりたかったから英語の勉強のために行った」という人もいましたし、「将来、海外に関わる仕事がしたくて留学に行って、そのうち、CAもいいなぁ〜と思って受けた」という人もいました。
留学経験者の話を聞くと、みんな目的意識がしっかりしているなという印象でした。
そう言う私は、実は1ヶ月の短期留学の経験があります。
大学の夏休み期間を使って、ホームステイをしながら現地の語学学校に通っていました。
英語を勉強するためという崇高な目的がありながら(笑)自分に甘かったのと日本人が多い語学学校を選んでしまったと言うこともあり、現地では日本人とばかり連んで、お恥ずかしながら、英語力自体はほとんど上達しませんでした。
ですので、私はCAの採用試験を受ける時、大して英語力を伸ばすことができなかった留学経験をエントリーシートに書くべきか書かないべきか、正直すごく迷いました。
ですが、思い返してみると、確かに英語力自体は伸ばすことはできなかったけど、私はこの留学を通して、いろんな人やいろんな文化に触れて、自分の価値観が大きく変わりましたし、将来は海外に関わる仕事がしたいなぁと改めて強く思うきっかけになったなぁと。そして帰国後、英語の勉強を頑張り、結果、そこからどんどん英語力を上げることができたなぁと。
これだけでも、私にとって留学は大きな価値があったし、これこそが留学を通して学んだことだと思ったので、私は留学経験について胸を張ってエントリーシートに書きました!
(正確には、エントリーシートの留学経験のところに、「1ヶ月の語学留学」と記載をしただけで、志望動機とか自分の強みとかそういった文章の中には、留学のことについて言及していません。ただ、もし面接で、留学経験について、何を学びましたか?などつっこまれた場合には、答えられるように回答は準備していたという感じです)
一言で留学と言っても、数週間の短期留学〜数年間の長期留学や、語学学校に行ったか大学に通ったかなど様々だと思います。
また、留学で得たもの、学んだものも様々だと思います。
私のように、留学経験が直接的に英語力UPにつながっていなくてもいいと思います^^
ですので、もし、過去の私のように、留学経験があるけど、何かしらの理由で留学経験についてアピールすべきか伏せるべきかで迷っている方は、ぜひ私の経験を参考にしていただけたら嬉しいです。
3. 留学は行った方が良いのか?
最後にこれから留学へ行こうか迷っている方へ
結論、留学へ行くための明確な目的がある方は行くべきで、特に明確な目的がない方は行かなくても問題ないと思います。
まず、前者の「明確な目的がある方」。この方々に関しては、きっと「留学に行った方が良いのかな?」という疑問すら湧かず、「〇〇のために留学に行きたい!」というモチベーションだと思うので、ぜひご自身の目的にために行った方がいいと思います^^
次に後者の「明確な目的がない方」。この方々は、「留学に行って〇〇を学びたい!」という明確な目的がないけど、「CAは留学経験者が多いと聞くから、自分も留学に行った方が良いのかな…?」と漠然と不安に感じているのではないかなと思います。
このような方は、まず、なぜ留学に行った方が良いのかな?と感じたのか、不安要素を洗い出してみて、1つずつ不安要素を潰していくことをオススメします!
いくつか不安要素の例を出して、それを潰していってみますね^^
→ 1章でも説明したように、留学経験がないから不利というわけでは決してないです。
→ 英語学習は留学に行かなくてもできます。
TOEICも英会話スキルも日本でも十分勉強することは可能です。
仮に、留学に行った人と、日本で自己学習した人のTOEICの点数が全く同じだった場合、純粋に点数だけでみると、それは同じ価値があります。
英会話スキルの向上にしても、今は良心的な料金で、好きな場所・時間でネイティブの先生から、毎日レッスンを受けられるオンライン英会話もありますよ。
オススメの英会話レッスンの詳細は、こちらの記事をご覧ください↓
このように、一つずつ不安要素を潰していって、結果、不安要素を潰せるのであれば留学は行く必要はないと思います。
留学は費用も時間もかかりますので、その代わりに、他のやってみたいことを経験し、自分だけの素敵な学びを得たら良いと思います^^
以上、私の経験から解説をしてみました♪
少しでも皆さんのお役に立てると嬉しいです!
これからも客室乗務員を志す方々にとって有益な情報を発信していきます✈︎
最後までご覧いただきありがとうございました♡