【エアライン受験】長所と短所の選び方のポイント【元CAのES内容も公開!】
こんにちは、まどかです^^
「エントリーシートの長所と短所って何を選んだらいいのかな?」
「どういう構成で書いたらいいんだろう?」
と疑問に思っている方はいませんか?
本記事ではそんな疑問にお応えしていきます。
※本記事は、CA合格までのロードマップの「Step2-3:エントリーシートの攻略〜自己分析編〜」パートです。ただ、CAなどのエアライン業界だけでなく、あらゆる業界の採用試験に応用いただける内容となっております!CA合格までのロードマップ全体については、こちらをクリックしてご覧ください。
なお、エントリーシートを書くにあたっては、以下の記事で紹介した5つのPointを意識していただければと思います。【エアライン受験】エントリーシートの攻略【押さえるべき5つのPointを紹介!】
この記事を書いている私は、以前、客室乗務員として日系・外資系エアライン両方で勤務をした経験があります。
また、私はエアライン業界を含め、過去4回の転職をしているのですが、本記事で紹介していくポイントを押さえることによって、あらゆる採用試験を突破してきました。
なお、本記事では私の過去のESも公開していきます!
あくまでも私の経験をもとにした内容ですが、少しでも参考にしていただけると嬉しいです♪
1. 企業が長所と短所を尋ねる意図
企業が長所と短所を尋ねる意図は、「応募者が募集職種と社風に合っているか、すなわちCAとしての適性や会社の雰囲気や会社が求める人物像に合っているか」を確認したいからです。
企業は、この応募者と会社との相性確認を行うことによって、入社後に思ったように活躍をしてくれなかった、とか、「やっぱり違ったので辞めます」という早期退職などのミスマッチを未然に防ぎたいという意図があります。
ということは、人にはそれぞれいくつかの長所と短所がありますが、企業に「この人こそ、今回の募集職種とうちの会社にぴったりだ!」と思ってもらうために、アピールする長所と短所を戦略的に選べばいいんです!!
そのことを踏まえた上で、長所と短所の選び方のポイントを次章で説明します。
2. 長所と短所の選び方のポイント
長所と短所を選ぶ際のポイントは以下の通りです。
短所:社会人としてCAとして致命傷にならないもの、かつ改善の余地があるもの
それぞれ詳しく説明していきます。
必ず、ということではありませんが、できれば、「CAとして求められるもの or 会社が求めているもの」を絡めた長所を選ぶと、「うちの業務や社風への適性がある」といい印象を持ってもらえると思います。
「CAとして求められるもの」については、こちらの記事をご覧ください。
「会社が求めているもの」については、企業研究で情報を得た、その会社が大切にしている理念やビジョン、会社が求める人物像から選ぶと良いかと思います。
大前提として、社会人としてやCAとして致命傷になるものは避けるようにしてください。
例えば、CAは、自己管理能力や体力が必要な仕事なので「時間管理が苦手」や「身体が弱い」と言ってしまうとCAとしての適性がないと判断されてしまう可能性があります。
私も正直、朝は弱かったし時間管理も苦手でしたが、ここは正直に言わずこっそり改善しました。笑
また、短所は改善の余地のあるもので、今現在、自分なりにこういう風に改善しようとしているという一言を添えられるものを選ぶようにすると良いです。
なお、アピールする長所と短所は、あれもこれもと複数選んでしまうと、印象が薄れてしまう可能性がありますので、1つずつ選ぶことをおすすめします。
また、具体的エピソードを添えて説明ができるものを選ぶようにしましょう。
3. 長所と短所の伝え方のポイント
長所と短所を伝える際のポイントは、以下の通りです。
- 結論「私の長所は〇〇です」
- 具体例・エピソード
- この長所を会社でどう活かしていくか
ご自身の長所に、しっかりとした根拠を持たせるためにも具体的なエピソードを添えるようにすると良いです。
なお、具体的なエピソードには、その結果(成果)や他人からの評価なども加えるとより説得力が増します。
例えば、結果や成果は、具体的な数字を出したり(○倍になった、△%削減できたなど)、他人からの評価は、他人から言われた言葉などを引用することで説得力がUPします。
最後にその長所を、会社でどう活かしていけるのか、貢献していけるのかもアピールをして締めくくる構成にします。
- 結論「私の短所は〇〇です」
- どう向き合っているのか
短所について言及をする時は、短所を挙げっぱなしにするのではなく、その短所に対してどう向き合っているのか、どのように改善をしようとしているのかを必ず添えて、前向きな印象を残すようにしましょう。
なお、あくまでも私個人の意見ですが、ESの段階では、短所について単体で尋ねる質問ではない限り、短所のエピソードの記載は不要だと考えます。
ただし、面接で短所について深堀りをされることもあるので、短所についての具体的なエピソードを用意しておくことは必須です。
ここで、一例として、ちょっと恥ずかしいですが、私の過去のESを紹介します。
某日系エアラインのESで、「自分の長所と短所を記載しつつ自己アピールをしてください」という設問に対する、私の回答です。
拙い内容ですが(笑)実際にESを通過し、無事に内定もいただいているので、参考にしていただけるところはあるかなと思います。
質問:自分の長所と短所を記載しつつ自己アピールをしてください
今こちらを読み返すと、なかなか拙い文章でかなり恥ずかしいです。笑
逆に、このクオリティでも大丈夫だったということで、皆さまには自信に繋げていただきたいです。笑
参考までに、上記の文章で当時の私が心掛けたポイントを補足させていただきます。
“お客様に感動や元気を与えたい”(1)
→自分なりに、バレエと客室乗務員の共通点は「自分のパフォーマンスによって、お客様に感動や喜びを与える責任がある」と考え、お客様目線で取り組んできた経験をアピールしたい意図がありました。
なお、私は「バレエ」を例にしていますが、具体例として挙げる経験は、前職(現職)やご自身がプライベートで取り組んでいることなど、なんでも大丈夫かと思います^^
今自分がすべきことを常に考え、誰よりも練習を積んだ(2)
→人から指示されたことだけをするのではなく、自分からすべきことを主体的に考え、行動に移すことができる人間であるということをアピールしたい意図がありました。
「あなたは努力する才能がある」という恩師からの言葉(3)
→自分の長所に対して、自称ではなく、客観的な説得力を持たせるために、恩師からの言葉を入れました。
慎重すぎる一面もあります。そのため、日頃から”失敗は成功のもと”という言葉を力に、積極的に挑戦をするよう心掛けています。(4)
→短所で「慎重すぎること」を選んだ背景として、私は、本当はずっと客室乗務員になりたかったのですが、新卒の時は「客室乗務員は人気だから自分なんかが受かるわけがない…」と最初から諦めて受験をしなかった後悔があったからです。
なお、この会社は「挑戦する人物」を求めていたので、この後悔をした経験をもとに、今この採用選考に勇気を出して挑戦していることをはじめ、何事にも積極的に挑戦する人物になろうと努力していることをアピールしました。
実際の面接では、この短所について深掘りをされ、上記の背景などもすべて口頭で説明をしたので、短所は、必ず具体的なエピソードがあるものを選び、そして前向きに受け取ってもらえるように、どのように改善をしようとしているのかも必ず添えることをおすすめします!
まとめ
いかがだったでしょうか?
まとめると、
- アピールする長所と短所は募集職種と会社によって戦略的に選ぶこと
- 長所には、なるべく「CAとして求められるもの or 会社が求めているもの」を絡め、説得力UPのために、具体的なエピソードとそれをどう活かしていけるのかまで記載をする
- 短所は、社会人としてやCAとして致命傷になるものは避け、どう向き合っているのかまで記載をする(面接で深掘りされた時のために、具体的エピソードは準備をしておく)
以上、本記事では、長所と短所の伝え方のポイントについて解説いたしました。
私の経験が少しでも参考になると嬉しいです♪
何かご不明点やもう少し詳しく知りたいということがありましたら、どんな些細なことでも遠慮なくお問い合わせください。
私で良ければ精一杯対応させていただきます^^
では最後までご覧いただき本当にありがとうございました♡
客室乗務員を目指す皆さまを心から応援しております✈︎